これまでの私の記事を見回して、自分で感じたことは「カタイ」。
真面目に抜けなく伝えることも必要ですが、読みにくいような気もしました。
自分の電力会社人生の、ちょっとした体験をお伝えする記事も配信したいと思います。
そのことも、みなさまの参考になると信じています。
私の生活まわりの出来事ですので、少しテーマから逸脱するかもしれませんが、ご容赦を。
ゆるい感じでお読みいただけると嬉しいです。
英語だけはやっとけばよかった。
まず初回は「英語力」の話です。
電力会社で「英語力」はあった方が良い?
前に「資格が必要か」という記事で、どちらかというと否定的なお話しをしました
※電力会社の就職・転職に「資格」は必要?でも目的化してはだめです。
ここで書いたことに嘘はありません。
でもよく考えると、入社要件ではありませんが「あるに越したことはない」という感じだった思います。
しかも英検ではなく、TO E I Cが何点かという話題はよく出ていました。
入社時にいっせいに受けさされたような記憶もあります。
憧れのニューヨーク。
入社以来、なんとなく海外関連の仕事をしたいと思っていました。
今のように、資源国との合弁会社、海外での発電所建設とかの選択肢はありませんでした。
ニューヨークにある事務所勤務くらいでした。
仕事は、アメリカのエネルギー関連情報の収集、その他偉い人が出張する時のアテンド。
年に1度の勤務希望の際には、ダメ元でズーッと「ニューヨーク」と書き続けてきました。
今だから明かします。
本当は、家族でニューヨークに赴任し、長女が5〜6年生くらいで妻と長女だけを帰国させて、
帰国子女枠で私立中学に入学させようという魂胆でした。
そんなことはおくびにも出さずに「自分磨きのため」とかなんとか記載しておりました。
TO E I C
そんなある日。
毎年提出するもので、ついに人事から問い合わせがありました。
「毎年書いてるけど、本気なのか?」
「もちろん」
「君のTO E I Cの点数は?」
「はあ、受けたことないです。」
受けてみると、とんでもない点数。
ニューヨーク赴任のためには、最低850点が当社の基準。
900点が理想。
君の点数では、街で新聞も買えないレベル。
はあ〜、900点?
TO E I Cって990点満点でしょう?
ニューヨークに新聞買いに行くわけじゃないし、行ったらしゃべれるようになるでしょう。
粘りましたが、虚しく却下。
悔いの残る、残念な体験でした。
今は目的化を是正。
前に資格が目的化したらダメ、という記事を書きました。
当時のエピソードはまさに「目的化」。
900点ないとニューヨークで仕事はおろか生活すらできないという感じでした。
知り合いのアメリカ人がジョークで受けてみたら600点でした。
現状はどうなのか確認しました。
基本的にはTO E I Cの点数は転勤条件になっていないとのことです。
海外赴任の機会も当時より大幅に増えているし、語学以外の必要要件が大きいということでした。
語学ができなかったら本人が苦労するだろうし、語学力は単なる手段。
のみならず、海外勤務に適正があるものの語学力に問題がある社員には、会社の持ち出しで語学習得
の支援をしている、ということです。
当時900点という基準がどういう理由で決まっていたのか全く理解できないということでした。
今ではTO E I Cの点数を問題にすることはないということです。
隔世の感ありです。
もう海外赴任などありませんが、英語の勉強でもして大好きな映画を字幕なしで理解したいと思い、
英語講座をいくつか検索しました。
やはりTO E I C何点を保証するとかの謳い文句が多かったです。
私が調べた中で唯一、大昔入試の際お世話になった「Z会英語講座」を発見しました。
- 大人の方向けの英語オンライン講座。
- 「だれにでも同じ」ではなく「自分にぴったり」のフィードバック。
日本語字幕なしに洋画を見れるには600点くらいでも大丈夫でしょうか。
自分の目的に合ったレベル達成の相談に乗っていただけそうです。
もう少し早く気づいたらよかったと後悔しています。